結論
機体の電気的要件と取り付け要件に基づいてモジュールを選び、そのうえで地上から機上までの給電経路全体で適合を確認してください。kW表示が一致するかどうかは、判断材料の一部にすぎません。
機体のDCバスから確認する
有線ドローン(有線給電ドローン)の機上電源モジュールは、推進系、ペイロード、またはその両方へ電力を供給します。入力仕様と出力仕様はコンバータの異なる側を示すため、分けて整理します。機体の電気的要件と取り付け要件に基づいて選定し、そのうえで地上から機上までの給電経路全体で適合を確認してください。kW表示が一致するかどうかは、判断材料の一部です。
機体の通常のバス電圧と許容電圧範囲を記録し、別系統で給電するペイロードの要件も含めてください。バッテリーの公称電圧は検討の出発点として役立ちますが、組み込みの検討には機体の実際の入力制限も必要です。モジュールが推進系、ペイロード、またはその両方のどこへ給電するかを明確にしてください。それぞれ負荷の要件が異なります。
例えば、現在のTP-P1.5の仕様では、公称出力24 V、出力範囲22.5–25.5 Vとされています。動作入力は360–400 VDCです。これらはコンバータの異なる側の仕様であり、見積もり依頼では別々に記載する必要があります。
時間に伴う負荷の変化を説明する
継続的な電力需要と短時間のピーク需要について、実測値と継続時間を、機体重量やペイロード構成と併せてご提供ください。測定値がない場合は、その旨を明記し、初期検討のために機体の仕様をお送りください。継続時間が示されていない最大値だけでは、運用全体の負荷を説明できません。
TP-P1.5の定格出力は1.4 kW、ピーク出力は1.5 kWです。連続して動作する必要がある負荷と比較する際は、この区別が重要になります。あるモデルの制限を製品シリーズ全体に当てはめず、各モデルの仕様に記載された条件を確認してください。
搭載スペースと取り付け条件を確認する
モジュール、取り付け金具、配線はいずれもスペースを占め、機上側の質量を増やします。取り付け図面または写真、利用できるスペースの寸法、通風の構成、コネクタの要件をご共有ください。実際に使用する条件下で搭載状態を評価する必要があるため、予定する環境と運用高度も含めてください。
機体のバッテリーをどのような接続状態で維持するか、地上電源を失った後に機体がどう動作すべきかを説明してください。モジュール、バッテリーとの接続、機体の挙動をまとめて検討する必要があります。モジュールの機能だけでは、機体全体の応答は判断できません。
組み込み要件を一つにまとめて送る
機体の型番またはカスタム機の図面、DC電圧範囲、継続的な電力需要とピーク需要、ペイロード、搭載重量の余裕、給電ケーブル(テザーケーブル)の長さ、地上給電装置、利用できるAC電源を含めてください。該当する改訂版のマニュアルも添付します。これらの情報があれば、適合する構成を検討し、見積もりを確定する前に、接続に関して残る確認事項を整理できます。
機上電源モジュールの製品一覧でモデルごとの仕様を確認し、製品マニュアルで候補を詳しく検討してください。
モデルを選ぶ前にモジュールの役割を比較する
機体への給電では、出力が機体のDCバスに適合している必要があります。別系統で給電するペイロードでは、その機器自体の入力と負荷から確認を始めてください。同じ搭載構成に別々の電源が含まれる場合は、両方の要件を明示します。
| モデル例 | 資料に記載された出力 | 比較する項目 |
|---|---|---|
| TP-P1.5 | 公称24 V、範囲22.5–25.5 V | 機体の入力制限、1.4 kWの定格負荷、1.5 kWのピーク需要 |
| TP-P12 50V | 50 V出力 | 機体の電圧、必要な電流、モデルの入力範囲 |
これらは、異なる出力要件の例です。重量、冷却、取り付け、動作条件は各製品の仕様を確認し、そのうえで地上給電装置と機上電源モジュールを一緒に検討してください。
機上電源モジュールだけが必要な場合は、選んだ製品のページから直接お問い合わせください。地上側と機上側を新たに組み合わせる場合は、Buildをご利用ください。製品一覧にない出力や取り付けのカスタム要件についてもご相談いただけます。







